反日本主義と皇位継承問題の怪説

憂国論

今上陛下御即位関連儀式のクライマックス

令和元年11月10日。天皇陛下御即位に関連する儀式のクライマックスとも言える祝賀御列の儀が、快晴に恵まれ大勢の人が見守り小旗を振る中で壮麗に行われた。終始和かな表情で御手を振ってお応えになられる 天皇・皇后両陛下の御様子をずっとテレビで拝見致しましたが、本当に感動しました。そして恙無く終わり本当に良かった。心よりお慶び申し上げます。
我が国に御皇室という存在があって、国民統合の象徴として天皇陛下を戴いていることを、日本国民として晴れがましいし誇りに思います。今回もまた、パレードを直に見ることは叶わずにテレビ視聴となりましたが、ずっと心に残る素晴らしいパレードでした。
一般国民にとっては祝賀御列の儀が”クライマックス”と言えるけれど、陛下にとっての御即位に於ける一世一代のクライマックスは、今週木曜の11月14日夕刻から翌11月15日の未明にかけて行われる大嘗祭だいじょうさい
大嘗祭とは、天皇陛下が毎年11月23日に行われる新嘗祭にいなめさいの内、御即位後、初めて臨まれる特別な儀式の事であり、大嘗祭は、今上陛下の御世ではただ一度限りと極められていて、令和2年からは新嘗祭として行われる。前回の大嘗祭は、上皇陛下が天皇御即位なされた翌年、平成2年11月20日(火)に行われていますが、今回が11月14日(木)である理由は分かりません。

反日本主義者

神主中の神主、最高祭祀者であらせられる天皇陛下あってこその神社神道国家であり、天皇陛下や宮家の御存在がなければ、全国の津々浦々に建つ神社の権威は失墜し、神社神道ありきの多くの文化は廃れてしまう。そういう事は絶対にあってはならない事。日本が日本では無くなってしまう。
不肖私も含めて、ごく普通の日本国民にとっては、天皇陛下や宮家が在るからこそ日本国であるという事に対して、特に違和感なく生きている。

ところが、共産党やその支持者達、社民党やその支持者達、その他にもいるだろうけど、いわゆる反国家主義者(反日本)の極左的考えを持つ人間達は、畏れ多くも天皇陛下と宮家の存在を強く否定している。と言うより、それらの者達は、上述したような「日本が日本で無くなってしまう」状況をこそ願っているのだから、異様な程、天皇否定に執心する。
日本国という存在自体をこの列島から排除して全く別の国家を生もうとしている共産党やその支持者、社民党やその支持者、また、それに類するような反国家主義的政治団体とその支持者らは、自分達の代表者が中心に立つ新国家を目指している。畏れ多くも、天皇家や宮家を除け者にして、自分達の代表者を”国家主席”とか”大統領”のような位置付けに置こうとする考えにあるのだから、名ばかりの日本国民と言うより、完全な非国民である。戦前には、共産党が弾圧されたという歴史があるけれど、日本国家の転覆を謀る者達が排除されようとしたことは至極当然のこと。

革命

革命の副作用に苦しむロシアと支那

日本だけではなく、全ての国家において、国家騒乱罪、国家転覆罪は極刑を以て罰せられる。それでも国家の伝統文化や伝統に基づく政治体系を変えようとする者達は「革命」という手段を用いて来た。
世界の国家の歴史は革命の歴史でもある。宗教と政治思想が複雑に絡み合い、更に、貧富格差への不満が大きく渦巻くと、民衆の怒りは為政者へ向かう。「選挙」のような手段が無かった頃の世界は、いや、世界の多くの国で「選挙」が行われるようになっても尚、暴力を否定しない「革命」による権力奪還が世界各地で繰り広げられて来た。内部革命のみならず、時には、外圧を利用して国体を大きく変えた国家もある。国家名称を捨てた国も数多ある。

革命による権力交代劇は、時に大きな副作用を伴う。王朝と共に伝統文化や自由を廃した影響で、国民性がまるで別ものとなった代表的二つの国家がロシアと支那(中華人民共和国)。ロシアは革命(ロシア革命)から百年を経て、支那は大内戦(国共内戦)から75年程を経て、それでもまだ国民を力で抑えつける事ばかりを繰り返している。その事への反発で社会規律は確立せず、風紀は乱れっ放しである。

日本が、ロシアや支那のようにはならなかった理由

日本でも歴史上数多く”政権交代”が繰り返された。現代のような選挙制度が無い時代は、全て、暴力(武力)による交代劇だ。それでも、日本は、太古の昔からの伝統文化の上に成り立つ国家政治を辛うじて踏襲している。

武家政治を廃絶した明治維新後も、第二次世界大戦で大敗して外圧による国体変更を避けられなかった昭和20年以降も、日本国家が日本国家で在り続けた理由は、神社神道と天皇家・宮家を維持し続けたからに他ならない。
天皇は、国民の上に立つ「帝」ではなくなり、国民統合を「象徴」する存在とならせられたが、天皇や皇后、そして宮様方が御示しになられる立ち居振る舞いや、お伝えになられるお言葉等々こそが、日本国民が日本国民であることを常に再確認出来るようになった。正に、日本国家・国民の象徴が天皇陛下・皇后陛下なのであり、畏れ多くも陛下の御振舞いこそ、日本国民が日本人として忘れてはならない「心」の表れなのだ。だからこその「象徴天皇」であらせられる。・・・と不肖私は勝手にそのように解釈している。
つまり、日本人がまだ辛うじて、社会道徳を意識していられるのも、天皇家・宮家があればこそ。もしも敗戦国家となった日本が、その瞬間に、支那やロシアのように大革命を起こしていたら、現在のロシア人や支那人が無法者とか規律性の無さを嫌われるように、日本人だってそうなっていた。いや、神社神道や天皇皇統を完全に廃絶していたならば、世界最悪の無秩序社会になっていた可能性もあった。

日本共産党の企み

日本共産党が過激に尖がっていた頃、声高らかに皇統断絶・皇室廃絶を目指す旨を主張していた。近年は、若干トーンダウンしたが、共産党は、共産主義以外の「主義」主張を認めない。共産主義のみ絶対という立場にある。共産主義に逆らう(認めない)相手は徹底的に排除する。
ロシア革命、支那・国共内戦、キューバ革命、ベトナム戦争(一党独裁のラオスとベトナムが誕生)などなど、流血(暴力・戦争)を恐れず国家転覆させる。そして、共産主義に基づく政治体制下で一党独裁政治を行うことを目標としている。
但し、共産主義政党による一党独裁体制にあっても、自由主義国家と仲良く出来る例えばベトナムのような国があるのも事実。平和を希求する人たちによる政治独裁は、平和を乱す者達を徹底排除するという考え方において「悪」とは言えない。

しかし、日本の共産党は、平和を希求して止まない日本国民統合の象徴である皇室を排斥することを目的としている。平和とは真逆である。時機到来と彼らが判断したその時には、暴力革命に踏み切る筈。今はその為の準備期間なのだろう。
常套手段(選挙)で多数派になることを望みつつ、議会で多数派にならずとも、ある程度党員が増えて準備が整えば革命を起こしに来る筈。それが、世界中の共産主義国家に共通している歴史だから、我が国の共産主義者だけがそうではないなんて事は有り得ない。つまり、日本共産党の云う「平和」なんてものは大嘘。百歩譲って彼らにとっての平穏無事な社会到来を夢見ているとして、その夢の実現の為には多くの血を必要とする。日本に共産党が存在する以上、日本に平和な時は訪れない。

社民党の企み

旧社会党系で亡霊のように生き残っている社民党も「社会主義」での一党独裁を狙っていたのでしょうけど、社民党は共産党よりも更に悪党。共産党は、「共産主義による新たな日本国家の樹立」を目標に掲げるが、社民党は鮮人国家(朝鮮半島の国家)による日本列島支配を最終目標としている。

●しかし、何も安心出来ない

日本国家は、無秩序社会になる可能性を完全には払しょく出来ていない。天皇制そのものを根絶しようとする者達を将来逆に根絶出来たにせよ、男系男子による皇統継承を強く望む人達、女系でも良いではないかと主張する人達、その他、様々な意見の集約が出来ない状況にあり、今上陛下以降の皇位継承が本当に危ぶまれている。

反国家主義者と批判権力者(=マスコミ)による悪質極まる世論誘導

危ぶまれているのに、一向に解決策(法整備を伴う解決策)を見い出せないでいる。一つの動きが出ようとするとそれをさせまいとする(皇統断絶を望む)反日本主義派や、それを助勢するマスコミのプロパガンダや常套句(「議論が尽くされていない」「性急過ぎる」など)によって潰される。

無関心を装う国民

そして、祝賀パレードの沿道やテレビの前で両陛下のお姿や御列に感動した人達よりも、無関心を装って(いや、本当に無関心で)見向きもしなかった者達の方が多い。それが日本社会の現実。

皇位継承問題

積極的に皇統断絶を謀るようなことをせずとも、このままダラダラと時間先延ばし出来れば、若い男子は確実に秋篠宮家の悠仁親王殿下ただお一人となられる。そして女性の宮様も、今のままの皇室典範ではご結婚なされた暁には皇籍を外れ、女性天皇誕生の可能性も限りなく薄くなる。

可能性としての話だが、
常陸宮家は、(上皇陛下の次弟)正仁親王殿下と親王妃華子殿下がご高齢。お子様もいらっしゃらないので何れはお血筋が途絶える。
三笠宮家は、(昭和天皇の四弟)故・崇仁親王妃百合子殿下がご高齢。崇仁親王の第一王子で「髭の殿下」こと故・寛仁親王と親王妃信子殿下のお子様、彬子殿下(37歳)と瑤子殿下(36歳)は、いつご結婚報道がなされてもおかしくないご年齢。皇籍離脱可能性が最も高い。
高円宮家は、(三笠宮崇仁親王の第三王子)故・憲仁親王と親王妃久子殿下のお子様・承子殿下(33歳)が、三笠宮家の女王お二人と近い年齢。承子女王もご結婚=皇籍離脱の可能性が迫っている。
秋篠宮家は、皇嗣であらせられる秋篠宮親王殿下と悠仁親王殿下(13歳)という、現存宮家の中では、唯一、皇位継承の可能性をお持ちの男子(父子)がある。が、紀子妃殿下も親王殿下と同じく既に53歳。新たなお子様を望むことは厳しい。眞子内親王殿下(28歳)、佳子内親王殿下(24歳)はご結婚の適齢期にあらせられる。
天皇家は、愛子内親王殿下はまだ17歳。とは言うものの、一昔、二昔前であれば、ご結婚の声が聞こえて来ても何ら不思議ではない。

30代の女王殿下が御三方。20代の内親王殿下が御二人。10代の内親王殿下が御一人。という宮家と天皇家の状況に対して、皇統断絶を切願している反日本主義者達は、「ご結婚の報せはまだか」とワクワクしながら待っているに相違ない。一つの仮定として、将来、秋篠宮家の悠仁親王殿下が天皇位を継ぐ時が来た頃、現在の内親王殿下が皆様、ご結婚で皇籍離脱なされていた場合、宮家が一つも残っていないという事態も有り得る。

悠仁様に男子誕生が続いたにせよ、天皇陛下以外の宮様がなされている御公務の全てを天皇陛下お一人で執り行うという異常事態を招くことになりかねない。そのような状況に陥った時には、ご皇族及び宮内庁あっての催事(祭事)が次々に消滅するか、形式が大きく変わるか、という事になって、反国家主義者や皇統廃絶を目論む者達にとっては思う壺という運びになる。

そのような事が危惧されているのに、政府として何も打開策を講じようとしないのであれば、現在の与党(自民・公明)とその支持者達も、結局、保守派を騙っているだけの嘘吐き集団に等しい。

そして最近になってようやく、自民党が中心となり皇室典範改正(最たる目的は皇統の盤石化でしょうけど)に向けた議論を再開する動きが見えて来た。
女性天皇容認有無(愛子内親王殿下による将来の御即位を念頭に置いた議論)
女性宮家創設有無(但し、民間からの婿入りの場合は、女性宮一代限りの皇籍離脱が起き得るので、それはあまりにも失礼なこと。なので、女性宮家を新創設、或いは、三笠宮家、高窓宮家、秋篠宮家をご継承頂いた上で、皇籍離脱している旧宮家の男系男子を養子、或いは婿養子とする)
旧宮家そのものを復活させる。但し、天皇位そのものは、皇籍復帰した宮様の次代以降とする。
等々が話し合われるものと見られている。
世界大戦敗戦後の皇室解体により、皇籍離脱を余儀なくされた「伏見宮家」「閑院宮家」「山階宮家」「北白川宮家」「梨本宮家」「久邇宮家」「賀陽宮家」「東伏見宮家」「竹田宮家」「朝香宮家」「東久邇宮家」以上、11宮家51名の内、男系男子の”まだお若い”血筋の方々は二桁人数あり、独身の方も少なくない。旧皇族家としてご立派な教育を受けられ心構えもしっかりなさった方が大半とも伝わっていて、もうアメリカなどに遠慮する事も不要な現在、旧宮家の方々の皇籍復帰や養子、婿養子など、大いに”前向き”検討するべきと思う。時間は多くは残されていない。これ以上、無駄な先送りは許されない。

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